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国立現代美術館果川30年特別展 <月は、満ち、欠ける>

  • 2016-07-15 ~ 2017-03-19
  • 果川館 全館

Exhibition Overview

国立現代美術館果川30年特別展  <月は、満ち、欠ける>

現在、国立現代美術館の所蔵品は合計7,840('16.6.基準)、果川への新築移転後の30年間に収集した所蔵品は所蔵品全体の74%にあたる5,834点です。今年は国立現代美術館が果川に移転して30年目にあたり、これを記念するためにこれまでの主要成果である所蔵品を中心にした果川30年特別展<月は、満ち、欠ける>展を企画しました。本展は、作品が誕生する時代的背景-制作-流通-所蔵-活用-保存-消滅-再誕生の生命の周期と作品の運命について集中的に考察します。特に、現代美術品が制度内(美術館)に収容される過程で提起される様々な議論を展示に含めています。

 

 

□ 展示構成

. 解釈 1部. 拡張/ 2. 関係

 作品の「解釈-拡張」では、多様な分野の作家及び企画者、研究者たちに所蔵品をベースにした新作制作を依頼し、作品を取り巻く多層的な疎通方法を模索します。また、「美術館」、「メタ造形」、「民族誌学」、「遂行性」、「社会/グローバルイシュー」など最近の現代美術の主要談論を小主題として設定し、作品及び作家相互間の新しい関係設定と美術解釈の拡張を試みています。一方、美術館の代表的な所蔵品で構成される「解釈-関係」は、16組の作品を一対一で対照・比較する過程で観者の知的参加を誘導し、各作品に対するより創造的な鑑賞経験を提供します。この結果、現実的な時空間を超越した作品、作家、観者の関係について、幅広い省察の機会となります。 


・場 : 12展示室、第1円型展示室、中央ホール(1)ランプなど共用空間(全階)

 

 

. 循環(Circulate) 1. 裏面(The other side)/2. 以後(Post-life)

作品の「循環-裏面」は、国立現代美術館所蔵品の中で興味深い裏面を持った作品を介して作品の裏話を覗きます。作品と一緒に関連事実や資料を展示し、観者に作品の意味と価値を新たに再発見できる機会を提供します。一方、現代美術作品は止まるものではなく絶えず変化する属性を持っています。作品の「循環-以後」は、芸術作品をめぐる再現と再制作、注文生産、変化と再生、転移と再生産の問題を扱いながら、現代美術の変化する属性について考察します。また、ジャンルの性格、内容の特性、作家の介入有無などに基づいて、作品を見せる多様な方法を探求しようとしています。 


: 34展示室(2)

 

 

. 発見(Re-light)

作品の「発見」という発想は、所蔵品のデータベースを探索、国立現代美術館に所蔵された後、長い間展示できなかった作品から始まりました。本展は所蔵品体系の相当部分を構成しながら、収蔵庫に長い間とどまっていた作品の中から展示作を選定、作家の現在的脈絡とつなげようとしています。また、所蔵品分類システム記号と呼ばれるコードに注目することで、作家から美術館の所蔵品体系に組み込まれて新たに分類され、編入される作品の移動過程を顕示します。一方、果川の初期の1986年~1990年代の所蔵品は、美術の媒体が多様になり現代性についての議論が多様化していた時期の様相を示しています。 


: 56展示室(3)

 

 

□ 個別プロジェクト

. アーカイブプロジェクト-記憶の共存

アーカイブプロジェクトは、1969年に開館した国立現代美術館が初めて建物を新築した社会・文化的背景と意味を探ります。美術館の開館に伴う開館特別展、彫刻公園の造成、多多益善設置など、主な出来事についてのアーカイブ的な探求が展示の内容です。これにより、現代作家の作品と所蔵品アーカイブを介して30年の果川館の活動を視覚的に考察し、観者に美術館出版物及びアーカイブ閲覧空間を提供し、より深層的な情報を提供しようとしています。 


: 2円型展示室(23階中間)

 

 

. 空間変形プロジェクト-想像の航海

空間変形プロジェクトは、果川館の内部と外部の空間を舞台にして、場所の意味を想像する建築プロジェクトです。国内外の建築家30チームが想像した美術館の新しいイメージを介して、果川館の現代的価値を再発見し、建築の持続可能性の意味を高めようとしています。また、オンライン展示プラットフォームを提供して、オフライン展示場とオンライン展示場を媒介するコンテンツアーカイブを披露します。当プロジェクトと連携して、作家とのインタビュー、現場検証、ラウンドテーブル、市民公募プログラムなどの建築と美術の関係を再解釈する談論風発のプログラムが実施される予定です。 


・場 : 3階通路/オンライン展示(www.imaginemmca.org)

 

 

. パフォーマンスプロジェクト(Performance Project)

開展パフォーマンスとしてキム・ナンスが企画した「太平洋劇場」は、白南準(ペク・ナムジュン/ナムジュン・パイク)の「多多益善」から出発し、時・空間の共鳴を表象した舞踊・音楽公演・再演パフォーマンスなどで構成されています。他にも、果川館の空間を一つのシノグラフィとみなし、これを人間の声で再構成したキム・アヨンのボイスパフォーマンス「詐欺構造学」、国立現代美術館所蔵品を中心に多様な談論を展開するイ・ヨンジュン企画の「24時間レクチャーパフォーマンス-国立現代美術館所蔵品と産業の歴史」、シャーマン(巫子)が非言語的な方法で展示作品を説明するホン・ソンミン企画の「ドーソントロジー」など所蔵品に対する認識と解釈を拡張する多様なパフォーマンスが展示期間中に継続的に行われます。 


: 展示室内部、共用空間(全階)

  • 期間
    2016-07-15 ~ 2017-03-19
  • 主催/後援
    国立現代美術館
  • 場所
    果川館 全館
  • 観覧料
    無料
  • 作家
    国内外 300余名(個人及びグループ)
  • 作品数
    560余点(作品及び資料)