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歴史を体で書く

  • 2017-09-22 ~ 2018-01-21
  • 果川館 1円形展示室

Exhibition Overview

歴史を体で書く
キム・ソンファン、<テンパー・クレイ>、2012 ©Courtesy the artist and Wilkinson Gallery
キム・ソンファン、<テンパー・クレイ>、2012 ©Courtesy the artist and Wilkinson Gallery
アーノウト・ミック、〈Cardboard Walls〉、2013
アーノウト・ミック、〈Cardboard Walls〉、2013
アローラ & カルサディーラ、〈Half Mast/Full Mast〉、2010
アローラ & カルサディーラ、〈Half Mast/Full Mast〉、2010
フランシス・アリス、<歩く>、1992-2006
フランシス・アリス、<歩く>、1992-2006

 私たちの体は、自分と他人が関係を結ぶ出会いの場所であり、世界の多様な状況と出会う接触地帯です。心と精神が込められた器であり、時間の流れによって消えてしまう物質でもあります。同時に、体は過去の記憶が刻印された「記憶の貯蔵庫」であり、権力・資本・知識など現実の生政治が作用している「社会的な場所」です。体は、過去と現在に至るまでの人間の人生全般に属する実在であるため、1960年代以降、多くの芸術家は芸術の中に人生の領域を引き込み、人生と芸術を統合しようとした時に体を一つの芸術媒体として積極的に使用しました。


 《歴史を体で書く》は、1960年代以降最近まで、芸術媒体として身体とジェスチャーが私たちを取り巻く社会・歴史・文化的の脈絡と関心をどのように現して来たかということに焦点を当てた国際企画展です。国内外の合計38名(チーム)の作家が参加した本展は、ジェスチャーが私たちの人生の物語にアプローチする方式と芸術態度に応じて、合計3つのパートで構成されています。1部「集団記憶と文化をパフォーミングする」は、特定の共同体の歴史的な集団記憶と文化的遺産をジェスチャーで再構成したパフォーマンス作品を総覧します。また、1960~1970年代の韓国のパフォーマンス作家たちと日本の前衛芸術グループの集団行動(collective actions)を通じて、当代の特殊な社会的・政治的状況に芸術家たちがどのようにジェスチャーで反応して抵抗したかに注目します。2部「日常のジェスチャー、ソーシャル・コレオグラフィ」は、平凡な日常のジェスチャーを芸術の文脈で引き出しながら、現実と人生の問題を力説していた1960年代以降のパフォーマンス作品を「ソーシャル・コレオグラフィ」の観点から総覧します。3部「共同体をパフォーミングする」は、1990年代後半以降のグローバリゼーションの危機の中で、私たちの共同体が抱えている社会問題を体で再上演した作品とともに、体と体の親密な出会いを介して一時的な共同体を実験した集団パフォーマンス作品を紹介します。


 言語で歴史を書くことに歴史の再現や明証という正確な目的性があるなら、ジェスチャーは言語が閉じ込めたフレームを突き破り、言語が記入した歴史を再び眺めるようにします。ジェスチャーは、言語が記入することのできなかった歴史、言語で召喚することのできない歴史、言語では手に余るトラウマや不在の歴史を書き出して行きます。このような意味から「歴史を体で書くこと」は、一種の「代替的で抵抗的な歴史を書く」ことになります。

  • 作家
    国内外の作家約20名
  • 作品数
    70余点