国立現代美術館は、イギリスの視覚芸術家ダミアン・ハーストのアジア初の大規模個展を開催する。今回の展覧会は、作家の初期作品から最近の作品まで、制作全般を網羅し、インスタレーション、彫刻、絵画など多様な媒体で構成されている。本展は、死と永遠の命、科学・医学に対する人間の信念と欲求、芸術的価値と市場論理など、作家が探求してきた核心的テーマに光を当て、現代社会の生活と価値について幅広い議論の場を提供することを目的としている。死んだ動物をホルムアルデヒドの水槽に入れた『自然史』シリーズや『神の愛のために』(2007)などの代表作に加え、『桜』シリーズ以降の未公開最新作も収録し、社会を構成する制度や信念の体系に絶えず問いを投げかけてきた作家の作品世界を深く紹介する。