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金重業(キム・ジュンオプ)ダイアログ

  • 2018-08-30 ~ 2018-12-16
  • 果川館 中央ホール及び2展示室

Exhibition Overview

金重業(キム・ジュンオプ)ダイアログ
金重業(キム・ジュンオプ) 、 <建国大学校図書館(現建国大学校言語教育院)>、1956年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ) 、 <建国大学校図書館(現建国大学校言語教育院)>、1956年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ) 、 <釜山大学校本館(現釜山大学校人文館)>、1956年設計、写真:キム・イクヒョン、2018
金重業(キム・ジュンオプ) 、 <釜山大学校本館(現釜山大学校人文館)>、1956年設計、写真:キム・イクヒョン、2018
金重業(キム・ジュンオプ) 、 <オリンピック世界平和の門>、1986年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ) 、 <オリンピック世界平和の門>、1986年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ)、 <在韓フランス大使館>、1960年設計、写真:キム・テドン、2018
金重業(キム・ジュンオプ)、 <在韓フランス大使館>、1960年設計、写真:キム・テドン、2018
金重業(キム・ジュンオプ)、 <サミルビル>、1969年設計、写真:キム・ハニョン、1970年代
金重業(キム・ジュンオプ)、 <サミルビル>、1969年設計、写真:キム・ハニョン、1970年代
金重業(キム・ジュンオプ)、 <国連記念墓地正門(現国連記念公園正門)>、1966年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ)、 <国連記念墓地正門(現国連記念公園正門)>、1966年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ)、 <済州大学校本館>、1965年設計、金重業建築博物館所蔵写真
金重業(キム・ジュンオプ)、 <済州大学校本館>、1965年設計、金重業建築博物館所蔵写真

《金重業(キム・ジュンオプ)ダイアログ》展は、韓国の現代建築の伝説的人物である建築家の金重業を概観します。ただし、本展は、これまでの金重業に関する表面的な理解と神話化された側面とは一線を画し、芸術と建築の関係を媒介として、これまで議論されることのなかった多様な脈絡の中で作家と作家が残した遺産を確認します。金重業の没後30年を記念する本展は、韓国の現代建築展示を丁寧に企画してきた国立現代美術館が金重業建築博物館と共同で準備しました。建築家、金重業の生涯を概観する初めての大規模な展示で、金重業建築博物館の所蔵品と国立現代美術館のアーカイブ、そして建物の所有者から貸与された資料と写真及び映像新作で構成しました。


1922年に平壌で生まれた金重業は、ル・コルビュジエのアトリエで実務に携わった後、朝鮮戦争後に焦土化した韓国の地で韓国的モダニズムを実現しようとした建築家です。彼は、臨時首都の釜山で出会った芸術家たちとのネットワークを基盤に韓国文化芸術界の中心として活動し、芸術家たちを後援するとともに長年の間コラボレーションを行いました。韓国初の建築展示会も開催した金重業は、展示という文化様式を早くから理解して実践した人です。彼は建築を建物に限定せずに談論の問題とみなし、芸術媒体について深く探求しました。その理由の痕跡は、彼が残したイメージアーカイブで発見することができます。


本展は、逆の順序で進む金重業の作品年表を最初の対話の始まりとしています。そして「世界性と地域性」、「芸術的事由と実践」、「都市と欲望」、「記憶と再生」の4つのテーマで、これまでの金重業とその作品に関して周辺部に止まっていた文脈を展開しようとしています。特に、本展はこれまで議論が不足していた金重業の後期作品と韓国の重要な芸術家たちとのコラボレーション過程、都市に対する彼の考えを確認する機会となるはずです。《金重業ダイアログ》は、今まさに触発され始めた韓国建築家研究の出発点として、建築、芸術、そして韓国社会の多様な関係網との対話の場を開くきっかけとなることを期待しています。

  • 作家
    金重業(キム・ジュンオプ)
  • 作品数
    図書、ドローイング、写真、フィルム等3,000余点