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星を数える日: あなたと私の物語

  • 2018-12-27 ~ 2019-08-25
  • 清州館 企画展示室

Exhibition Overview

星を数える日: あなたと私の物語

我々は皆「星」の後裔である。 人間の身体を構成する基本元素である水素、酸素、炭素、窒素、カルシウムなどは、地球と宇宙を構成する成分元素と同じである。 これは先端「科学的な」分析はもちろんのこと、「泥をこねてつくり、神の息吹を吹き込んで、土から来て土に帰る。」という「宗教的な」信念とも相通ずる。 結局人間を含む全ての生命体が「星」の塵から始まったことを、「科学」と「宗教」で共通して言及しているのである。


皮肉にも、このように崇高な宇宙の系図をもった高貴な存在である人間は、たかが数千年の歳月の中で作り出した「文明」の優越性を誇りながら、自らの威厳を忘却し、派閥をつくって、泥仕合(泥田闘狗)する姿を見せている。 このように熾烈な生存競争に命をかけた危機的な状況の中で、軟弱な「個人」は、まともに生きていくために両目を見開いて、周囲を窺いながら一歩ずつ進んでいく。 しかし、いくら気を付けたところで我々はたびたび深い泥沼にはまったり、暗い森の中で道に迷って放浪し、時には千尋の断崖から転げ落ちたりする。


人間は自分の力ではどうしようもない状況に直面したり、深い絶望のどん底で限りなく弱気になる時に初めて、頭をもたげて視線を天に向ける。 目の前に果てしなく広がった広闊な天空と暗黒の宇宙に広がったきらめく星々の饗宴を眺めながら、初めて存在の根源に対する悟りと人間の欲望の儚さを自覚し、巨大で崇高な存在の前にひざまずく。 人間の文明では相変わらず想像不可能な未知の領域である広闊な宇宙を埋めている数千億個の星々を眺めながら、我が人生を省察して振り返るようになる。


現代の芸術家たちは、空の星のように尊く美しい存在である「あなたと私」に対する愛情と細心な観察をもとに、我々の存在が偶然につくられたつまらない存在ではないこと、巨大な宇宙と本質を共有した存在であり、宇宙の一部として死ぬ運命をもった高貴で知的な存在であることを表現する。

今回の展示に出品された作品は、特定の観客が鑑賞するための「芸術」ではなく、互いに揉まれながら愛する我々の隣人たちの尊い「物語」である。 これらの作品は広大に回転する巨大な生存の車輪にしがみつきながら、前だけを見て走る我々の偏狭な視覚を拡げてくれ、非常に張りつめた神経を弛緩して、我々の些細な日常において生の大切な価値を発見するように導いてくれる。 小さくて、微弱な我々の存在が、暗黒の中の宇宙を照らす小さな星のように美しく光る存在であることを今一度悟らせてくれる。


《星を数える日:あなたと私の物語》は、絵画、写真、彫刻、映像設置など様々な媒体を通じて小さな日常の物語に注目し、その中に隠された宝石のようにきらめく尊い瞬間を表現する15人の作家の23点の作品で構成されている。 展示出品作は国立現代美術館が所蔵している8,100点余りの韓国現代美術所蔵品の中で、テーマに合わせて厳選された代表作である。 展示場を訪れた観客は、ありふれた我々の隣人たちの物語を通じて、漠然と難しく分かりにくかった「現代美術」とより近くなったような印象を持つことだろう。 今回の展示は韓国内外の名品現代美術の収蔵と保存のメッカであり、多様でおもしろい展示を通じて、忠北や清洲地域の観客に愛されている「国立現代美術館清洲」のビジョンを提示する第一歩と言える。

  • 作家
    15人の作家
  • 作品数
    23点